見積の中味と住宅ローンのことが知りたい
見積金額は、妥当なのか。
見積の中味が、良くわからない。
見積の内容に、自分の要望が反映されているのか。
住宅ローンで、いくら借りれるのか。
住宅ローンは、どこの銀行が有利なのか。
住宅ローンの金利は、固定と変動 どちらが得か。
こんなことを知りたいなら

「工事額決定から住宅ローン申込までのお手伝い」 は、家づくりの
プロセスの中で、一番気になる見積の中味や、住宅ローンの申込方法を
知りたい方に、参考にしていただけるページです。是非 ご覧ください。
また 見積や、住宅ローンのことで、ご相談がありましたら
お気軽にメールしてください。メールはこちらから
ある30代の住宅資金づくり物語①住宅資金づくり大作戦
Oさんの住宅資金づくり大作戦
私がOさんを紹介してもらった時、Oさんは確か34才だったと思います。それからOさんは、今の会社での勤務年数は1年になっていませんでした。それには少し事情があり、今勤めている会社と同系列の前の会社から、会社の都合で退社という形を取って、今の会社へ移っておられたのでした。しかし普通銀行は、住宅ローンの融資の条件に同じ勤務先で最低1年以上、通常は 3年の勤務年数というのを決めています。Oさんの勤務の事情を伺った時に私は「近畿労働金庫なら話できるな」と、すぐに思いました。と言うのも以前にも勤務年数 1年未満のYさんの住宅ローン融資を近畿労働金庫でOKしてもらった経緯があったからです。近畿労働金庫と、随分堅い名前のあまりなじみのない銀行ですが、ひらがなで「ろうきん」とかTVで映画の井筒監督を使ってCMを流していますので、ご存知な方もおられるかも知れませんが。その「ろうきん」ですが、この銀行は労働金庫法という法律に基づく、働く人を支援する金融機関という性格があるそうで、今まで私が施主さんと一緒に住宅ローンを申込みに行ったいずれの窓口の方も、親切に柔軟に対応してくれました。(別に「ろうきん」のPRをするつもりはないんですが、念のため)そこで肝心なお話ですが・・・。次回 どうなったかお話します。
ある30代の住宅資金づくり物語②3000万円借りたい
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Oさんご夫婦は、子供さん3人と奥さんのご両親と7人で同居する家を、奥さんのご両親の家を建替て実現しようと考えておられました。家に対するご要望は、土地が21坪という事で、3階建にして、1階にインナーガレージと両親室、2階にLDKと夫婦室、3階に子供室と書斎の同居型2世帯住宅という事でした。延面積で程40~45坪の規模になりそうな感じでした。そしてOさんご夫婦が住宅ローンで毎月返済できる額の希望は10万円以内というお話でした。この金額なら、今借りている自分達のマンションの家賃とガレージ代、さらにご両親の家のローンの支払いを足した額以下になるので払っていける、との事でした。そこで私が上の表で、Oさんに説明しました返済の計算ですが、まず元利均等返済(毎月の返済が同じになる設定です。)で返済期間35年、金利 2.1%で借りますと、借入額100万円で毎月3364円の返済額になります。仮に3000万円借りるとすると100万円の30倍ですから、毎月の返済額を30倍すると3364円×30倍=100920円になります。3000万円の借入なら、Oさんご夫婦のご希望の月10万円でなんとか行けそうという結果です。しかし住宅ローンを組む場合、銀行は「年収はいくらですか」と聞いてきます。これは、いくらの年収ならいくら融資しても返済できるだろうと判断するためです。概ね税込年収の20%~30%以内の年間返済額を目度にしているようです。例えば、年収400万円とすると20%で年間80万円の返済額ですから、80万円÷12ヵ月=月67000円で返済できる融資額ならOKという事です。67000円÷3364円=約20倍×100万円=融資額2000万円という事になります。さて、Oさんは 3000万円借りることができたんでしょうか。
ある30代の住宅資金づくり物語 ③ご両親との収入合算で
ご両親との収入合算で
実は、Oさんは 年収400万円でした。(奥さんは専業主婦です。)それで このままでは、3000万円の住宅ローンを組むことは無理という事で、ご両親との収入合算を進めました。ところが お父さんは、職人さんで収入証明がとれないという事でした。しかし お母さんがパートですが、収入証明があげられるということで、お母さんとの収入合算で住宅ローンを申込むことになりました。
Oさんご主人 400万円+お母さん 240万円=年収 640万円
年収 640万円×20%=年間 128万円以内の返済額
128万円÷12ヵ月=106700円÷3364円=31.7倍×100万円=3170万円
つまり融資額 3170万円 以内ならOKということです。このような結果から 「ろうきん」で無事融資の内諾が得られました。しかし これで終わった訳ではありません。正式な申込書類を全てそろえて提出する必要があります。それが以下の書類です。この書類一覧は 近畿ろうきんのものですが、他の銀行でも程、同じ内容の書類が必要になりますので参考にしてください。
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Oさんのケースのように 私は、施主さんが住宅ローンを組まれるときは、施主さんに合った銀行を探して事前申込み(いくら借りられるかの内諾調査)から、本申込みまで一緒に行って融資決定までサポートしています。そうでないと、私の方も 建築予算が組めませんし、建築計画も進みません。
また銀行での本申込みには必ず 「工事請負契約書」が必要ですので
工事請負契約の中に含めておきたい、名々の諸費用を前もって伺った上で私の方で、契約書を段取しています。施主さんが、後々で融資金額以外の お金ができるだけでていくことがないようにしています。
ある30代の住宅資金づくり物語 ④ Oさんの入居まで

O邸完成予想パース

Oさんの書斎
その後、 O邸は 無事に竣工しました。O邸の内容は、私達の実績 「2世帯同居3階建の家」で
紹介します。上の完成予想パースと完成写真を比べてみてください。
ただ、Oさんのお話には 後日談があります。実は、3階には Oさんが落着ける書斎もあるのですが
完成入居の日の数日前に、会社から Oさんに転勤の辞令がでて、小田原へ行く事になってしまったのです。今は 月に2回程、帰って来られるようですが、せっかくの書斎も 主(あるじ)の帰りを待っている状態です。皮肉ですね。Oさん、早く転勤が とけるように祈っています。
住宅プライスの謎 ① 本体価格とは

住宅メーカーでは、広告に でかでかと上の写真のように価格表示されています。
これが、プランから仕様まで全て決まっている住宅でしたら、その総額を家の大きさ(坪数)で割れば
坪当りの価格は わかるのですが、広告で宣伝しているのは 全て 自由設計 とか 注文住宅
と いう、これから どこに建てるか?敷地の大きさは?プランの希望は?使う仕様や設備は? と
これから 打合せして決めていくのに、どうして金額が提示できるのでしょうか。
ちょっと 謎では ないですか。私のような住宅の仕事をしているものにとっては 分かっている事ですが、初めて家づくりを始める人にとっては、分からない事(謎)だと思いますので、その謎に お答えしたいと思います。
住宅プライスの謎 ② 本体価格には条件があるー1

各住宅メーカーが表示している本体価格には、色々な条件がついています。そして それは
それぞれの住宅メーカーによって微妙に違いますので、対比される時には 気をつけてください。
まず 初めに表示されている価格は、1坪=3.3㎡ の面積を単位としています。
そして 条件その①ですが、消費税を含む(税込)価格か、消費税別(税別)の価格かの確認です。
条件その②ですが、表示価格が 適応できる建物の大きさを規定しています。
これも住宅メーカーによって まちまちですが、35坪以上 とか 37坪以上 とか 40坪以上とか、という
記載が どこかに書いてあります。何故このような規定が あるかと言いますと、設備機器工事費の
ように面積が小さくとも、大きくとも同じように かかる部分の比率が、面積が小さいと高くなりますので
坪単価表示をすると 坪単価が高くなるので、住宅メーカーによって最低の建物面積を規定している訳です。
住宅プライスの謎 ③ 本体価格には条件があるー2

住宅メーカーの本体価格の基準になるのは 建物面積ですが、何坪以上 以外にも、その建物面積の計算の仕方にも規定があります。普通 建物面積は、建築基準法によって 建築面積・床面積・
延床面積 と算定の基準が 法律で定められていますが、住宅メーカーの場合(私も使いますが)は 施工面積 を基に計算しています。建築基準法の面積と何が違うのかと言いますと、法律では含まない 屋根は あるが壁のない 玄関ポーチ部分とか、バルコニー部分、ロフトや吹抜部分等、実際の施工は必要 という事で、施工面積という言い方で 坪単価計算の基準面積に含めています。但しこれも 住宅メーカーによって考え方が違いますので、一律では ありません。結果的には、法律の定める面積より大きくなるのが常です。と、いう事は 坪単価表示した場合は 少し低い金額になります。
住宅プライスの謎 本体価格に含まれる工事内容ー1
標準仕様 標準装備
そもそも 本体価格 とかと呼ぶ以上、その本体とは何なのかと言う事が わからないといけません。
そこで 本体価格 に含まれる工事範囲を説明します。まず本体価格で、造る家に使われる
基礎 ・ 構造材 ・ 仕上材 ・ 設備機器 等を示したものが 標準仕様 とか 標準装備 とかと言う
表示で現わされている 仕様書 と呼ばれているものです。上の写真は、ある住宅メーカーの
折込チラシのパンフレットです。このような写真表示で わかりやすく表現しています。
但し ☆印 や ※印 でその内容が適用できない条件も書かれていますので、チエックが必要です。
住宅プライスの謎 本体価格に含まれる工事内容ー2
某住宅メーカーの坪25万円住宅
標準プラン
本体価格の中味を構成する、標準仕様 や 標準装備 については説明しましたが、住宅の価格の
もう一つの大きな要素は プラン です。住宅メーカーでは、本体価格を見積する場合に必ず
標準プラン を作って、それをベースに金額を計算しています。それが 住宅メーカーのチラシや
パンフレットに記載されていると思います。価格は、真四角のデコボコのないプランや
間仕切の少ないプランが最も安くなりますので、どの辺のプランを標準プランと設定して価格を
提示しているかは 住宅メーカーによって様々です。ただ実際には、自分の希望のプランで
計算してもらう訳ですから、それが住宅メーカーの本体価格設定プランより 例えば、隅が多いとか
間仕切が多いとか サッシや建具が多いとかで、追加工事が発生します。
自分は別に追加したつもりではないのに?という事も多々あります。
ですから、あまり安い本体価格設定をされている住宅メーカーの場合は、その内容を詳しく
聞かれる必要があるかもしれません。
住宅プライスの謎 本体価格に含まれない内容
給排水・電気工事の別途範囲
別途工事
本体価格に含まれない工事、つまり別途工事について説明します。本体価格×建物面積 で
計算された金額だけでは、住宅は 出来上って生活できません。つまり、本体価格に含まれて
いない必要な工事があるからです。具体的には、給排水設備工事や電気工事のように
敷地外との接続が必要な工事は、敷地の形状によって その工事額が変わるので、本体価格の
中に含めて表示する事ができないので含まれません。その他にも、地盤が悪いと必要になる
地盤改良工事や、既存建物がある場合の既存解体除去工事、さらに門塀ガレージ等の
外構工事、確認申請や各種検査の費用(住宅メーカーによっては含まれる場合もあります)
さらに照明器具やカーテン等の費用は含まれていません。ただ 給排水工事は、建物内と
建物周囲1Mまでを含んでいる住宅メーカーもあります。電気工事の場合は、屋内配線は全て
本体工事に含まれますが、敷地外からの引込は別途工事というのが ほとんどです。
尚 建替の場合で水道の引込口を太くしたり、汚水配管をやりかえる必要がある場合も別途工事になります。
※これで本体価格の お話は終了です。本体価格という表示の仕方は、家づくりを進められる
場合には、わかりやすい指標にはなると思いますが、そこに誤解もおこります。
このコーナーで正しく本体価格を理解していただければと思っています。
住宅プライスの謎 昔と今の住宅価格の比較ー1

プレハブ住宅の元祖 ミゼットハウス
はじめに
私が最初に勤めました会社は、大和ハウス工業という鋼管建築と鉄骨系プレハブ住宅がメインの
建設会社でした。今は超一流企業ですから知らない人はいないかも知れませんが、当時は
まだまだ新興企業だったように思います。その大和ハウスの石橋社長(当時)は、建築の工業化を
スローガンに鋼管(パイプ)建築や、ダイハツ工業のミゼットという三輪軽トラックにヒントを得た
ミゼットハウス (上写真)というプレハブの勉強部屋、さらにそれを進化させたプレハブ住宅を
次々と世の中に送りだしているバイタリティー溢れる方でした。
その当時のプレハブ住宅のローコストタイプが、坪 6.5~7万円ぐらいでした。そして私の月給が
3万円ぐらいだったと思います。つまり月給の 2.2~2.3 倍が、ローコスト住宅の坪単価だった
訳です。当時の月給を現在におきかえると、18万円ぐらいになると思います。それの 2.2~2.3 倍と
いうと、39.0万円~41.4万円 です。月給と住宅の坪単価の関係は、37~38年 経てますが
皆さんは どう思われますか。
住宅プライスの謎 昔と今の住宅価格の比較ー2
昭和43年~44年当時の住宅仕様書
住宅の坪単価と月給の対比から判断すると、上の表のように昭和43年~44年当時
坪6.5~7.0万円程度のローコスト住宅は、現在の価格にすると 坪39万~41.4万円になります。
下の住宅仕様書が昭和43年~44年当時のものです。現在の仕様に比べると、だいぶ落ちるように思いますが、当時としては 結構新しい感じがしたものです。さて 37年も前のローコスト住宅を
ご覧いただいて、どう感じられたでしょうか。
住宅プライスの謎 見積の中味が知りたいー1
住宅の見積書にも色々な形式があります。住宅メーカー、工務店、私達のような設計事務所など
それぞれによって見積の形式に違いがあります。そこで、それらに共通して判断できる見積書の
見方を説明します。
上の表は、工事項目ごとの金額を表わした項目見積として提出されたり、明細見積と呼ばれる
ものの まとめとして、一番前の表紙として表わされる見積書です。工事内容の項目は、工事を
する会社や建物の構造によって変わります。しかし多少の違いはあっても、概ね 工事にかかる
準備の工事である、仮設工事とか足場工事から始まって、次に基礎工事とか土工事とか呼ばれる
基礎を作る工事になって、それから その上に建てる木材や大工さんの工事の木工事とか
大工工事というように、建物の下から上に、外から中に進んでいき、最後に住宅設備機器や
給排水設備や電気工事やガス工事となるのが一般的です。見積書を見られる時は、建築工事の
手順をイメージしながら見ていくと、分かりやすいと思います。
住宅プライスの謎 見積の中味が知りたいー2
今回は 見積の明細を説明します。下の図が基礎工事の明細書です。
各項目ごとに さらに各々の部分の工事があります。さらに その部分ごとの工事の作業項目があります。そして 作業項目の作業面積を拾ったり、使用する材料を体積(㎥)で拾ったり かかる人数(人工)を拾ったりして、その拾った面積や体積や人工数に、それぞれの基準になる単価を掛けて金額をだすことを 明細見積 とか 詳細見積 と言います。
※人工数とは、その工事を完成させるのに何人掛かるかの人の数を言います。一人工とは 一人の人が1日掛かる仕事の量を言います。
住宅プライスの謎 見積の中味が知りたいー3
住宅リフォームで、坪あたり価格 を 定額表示している 住宅リフォーム会社の見積書に
ついて説明します。
上の表のような きわめて簡単な見積書ですが、上の表でも わかるように、標準工事として
いる部分の 坪あたり価格 を広告表示していますので、現実には 改造の度合い や 増築 や オプション他、諸経費を含めて定額に含まれない費用があることが わかります。見積書と
しては 内容が表示されてませんので、このような リフォーム会社に依頼される場合は
標準工事に含まれる内容についてを規定する、仕上表 や 仕様書 の確認が必要です。
住宅プライスの謎 見積の中味が知りたいー4
木造住宅において、見積金額を決定する 主な工事でのポイントを説明します。
建築工事の全ての見積金額は、上の式によって求められます。見積金額が適正かどうかを判断するためには、施工面積や使っている数量が正しいか、また単価が正しいかを見るためには、使われている 材質 や 厚み 等が単価に相応しいものかをチェックする必要があります。但し、大手住宅メーカーやフランチャイズ系住宅会社では、説明したような見積は提出されません。そのことは 住宅プライスの謎 本体価格とは 以下で説明しました通りです。
住宅プライスの謎 見積の中味が知りたいー5
木造住宅のコストの約40%が 木材費 と 大工さんの手間賃 です。
木工事の中には、木材の費用 と 大工さんの手間賃 が含まれます。
木材費は、木材の 樹種 や グレード と 木材を使っている量(㎥) によって決まります。
大工手間は、延べ何人の大工さんが かかる工事か によって金額が決まります。
つまり手の込んだ設計ですと、大工さんの手間が かかりますので大工工事は高くなります。また木材は、大きな柱 や 大きな梁 を使うと、それだけ木材の使用量が増えますので
木材費は高くなります。また 樹種 や 筋のあるなし によっても、木材の金額は変わります。

金曜発行 家づくり!固定金利と変動金利 どちらが得か-1 「今日 日銀が金利を上げるのか」
毎度、また一週間です。所長の斎藤です。さて今回は、住宅ローンの固定金利と変動金利 どちらが得かのお話です。
「例えば 2000万円借りて、金利が1%上ったら 支払利息がいくら増えるか わかりまっか?」
「そんなん わからへんわ」
「そらそうですわなぁ、ほな説明します」
「当然でっけど 返済年数によって違いまっけど、20年返済で 2337600円、30年返済で 3744000円 ようけ利息を払わなあきまへんねん。もちろん、いっぺんに金利が1%も上らへんと思いまっけどでね」
「ほんとやね、すごい金額の差になるんやね」
「今日(7月14日)日銀が短期金利の誘導目標を、ゼロから 年0.25% に引き上げるそうでっけど、そこで住ローン金利も 0.25% 上ったとしたら、20年返済で約 570000円、30年返済で 約 900000円 よけいに利息を払わなあかん言う事ですわ」
「なるほどね」
「そこで問題になるのが、住宅ローンの金利を固定金利で借りるのが良いのか、変動金利で借りるのが良いのかという話です。初めに低い変動金利で借りてて、中途で金利が上ったら、初めから固定金利で借りてた方が得やったと後悔するのとちゃうやろか、という話です」
「それに途中で借換したら、借換手数料をとられて結局 損したと言う事もありまっさかい。さっきの 2000万円借りて金利 0.1% 上って増える利息が、20年で23万円、30年で36万円。手数料と比べなあきまへんから覚えておいてちょうだいね」
「そやなぁ、覚えとくわ」
「ほな、この続きは次回お話しますわ」
それでは、また 来週の金曜日まで 「さいなら~」「おおきに~」
※この記事は一昨年に作成したものです。
金曜発行 家づくり!固定金利と変動金利 どちらが得か-2
さて また一週間がすぎました。所長の斎藤です。いよいよ、固定金利と変動金利のお話に入ります。
「日銀が、いよいよ金利を上げそうという雰囲気でんな」
「住宅ローンを借りようと思てるのに いややわぁ」
「そらそうですわな」
「それでは 初めに、日銀のホームページで公表されてる 住宅ローン金利のデータから作った、住宅ローンの推移表をみてちょうだい」
「ウンウン」
「まあ今までは こんな感じでしてん。と言って これからどうなるかは、日銀の福井さん以外は わからへんのとちゃいまっか」
「そやねぇ~(笑い)」
「でも そんなん言うてても始まりまへんさかい、一つの目安をお話しまっさ」
「どんな目安なん?」
「それは 今、固定金利 35年 で一番金利のやすい 住宅金融公庫の スーパーフラット35 の話でんねん」
「スーパーフラット35 ?それどんなん?」
「ハイ、これは 「住宅金融公庫とSBIモーゲージ 」 と言うところが組んで、35年全期間 固定金利で 2.861% という住宅ローンですわ」
「今のところ、この住宅ローンが 一番低い固定金利ですわ」
「ああそう、エエこと聞いたわ、ホナそれにしとこ」
「ちょっとまってくださいな、まだ結論とちゃいまっせ」
「あ、そうなん」
「まあ来週は、このスーパーフラット35 と変動金利を比べて、どちらが得かのお話しまっさ、お楽しみに」
「ハイ、ほな まってます」
それでは、また 来週の金曜日まで 「さいなら~」「おおきに~」
※この記事は一昨年に作成したものです。
金曜発行 家づくり!固定金利と変動金利 どちらが得か-3
さて またまた一週間がすぎました。所長の斎藤です。固定金利と変動金利 どちらが得か の
お話も いよいよ本題に入ります。
「先週も言いましたけど、35年の固定金利で今一番低いものは、住宅金融公庫のスーパーフラット35の 2.861% が 2.90% に上がってまっけど これですわ」
「でも日銀さんが金利を上げはったら、まだ この金利も上りまっけどね」
「いややねぇ」
「それに対して変動金利の方は、平成18年7月借入れで 2.375% ですわ」
「つまり、スーパーフラット35に比べて 0.525% 変動金利の方が低いということでっせ」
「フンフン」
「2000万円を35年借りて 0.525% 金利が違ごたら、だいたい 229万円ぐらい返済する利息が変りまんねん」
「うわぁ~ 大きいなぁ」
「そうでっしゃろ、だから慎重に選ばなあきまへん」
「そうやなぁ」
「それから変動金利の場合は、1年以内の短期貸付の金利でっさかい、いつでも上る可能性がありまんねん。それで別に、2年とか3年・5年・10年の特約期間を設けて、その間は 固定金利、その期間以降は その時点の金利水準で見直すというものもありますわ。しかし これは、3年固定までは スーパーフラット35より金利は低いでっけど、それ以上は 高こうなりまんねん。だから長期の返済は、やっぱり スーパーフラット35の方が得と言うことになりますわなぁ」
「なるほど、勉強なるわ」
「では次回は 金利の上昇の予想を含めて、固定金利と変動金利 どちらが得かのお話をしまっさ」
「ほな楽しみにしてるわ」
それでは、また 来週の金曜日まで 「さいなら~」「おおきに~」
※この記事は一昨年に作成したものです。
金曜発行 家づくり!固定金利と変動金利 どちらが得か-4 将来の金利予想の話
また一週間です。所長の斎藤です。
「前回までの話をまとめますとでんな、結局 返済の仕方で固定金利を選ぶ方が良いか、変動金利を選ぶ方が良いかという事が、決まると言うことですわ」
「あぁ、そういうことなんやね」
「つまり、3年とか5年で繰上げて早よ返えそうという人なら、変動金利や固定金利の特約期間を選択できるタイプの住宅ローンでんな」
「なるほど」
「そやけど、30年とか35年の長期ローンで借りて じっくり返済しようという人は、スーパーフラット35のような、ずうっと金利の変わらへんタイプで金利の低いのが得でんな」
「そやなぁ、それがスーパーフラット35いうやつかいな」
「その通りですわ」
「ほな、住宅ローン金利予想対比グラフで説明しまっさ」
「よろしく たのんまっさ」
「表の左側の年利率欄の 2.9 の数字のところにある太線が、スーパーフラット35の金利のラインですわ」
「ハイ」
「それから、平成18年の上にある 2.375 のところにある太線が、変動金利のラインでっせ」
「なるほど」
「それで簡単に言えばでんな、これから上る変動金利が、スーパーフラットの 2.9 より上らなかったら、変動金利の方が利息が安いと言う事ですわ」
「なるほど、そうやなぁ」
「ハイ そしたら次回は、日銀も金利上げはったし その辺の金利の予想を含めての話しまっさ」
「待ってます」
それでは、また 来週の金曜日まで 「さいなら~」「おおきに~」
※この記事は一昨年に作成したものです。
金曜発行 家づくり!固定金利と変動金利 どちらが得か-5 将来の金利予想グラフの見方の説明
もう1週間です。。所長の斎藤です。それでは今回は、この後 住宅ローン金利がどうなっていくかの話をします。
「先週、住宅ローン金利予想対比グラフの説明しましたけど覚えてはりまっか?」
「スーパーフラットとか言う固定金利が 2.90 で、変動金利が 2.375 で、変動金利が 2.90 以下やったら変動金利が得やいう話やろ」
「そうですわ、よう覚えてくれてはりまんな」
「そら お金のことやからね(笑)」
「そら そうですわな」
「まあ今度 日銀が、金利ゼロを 0.25% に上げはったから、スーパーフラットの金利も変動金利も さらに上るかも知れませんけど、上ったら上った金利に置き換えて判断したら よろしいでっさかいね」
「ハイ、上るのいややけど しゃあないわなぁ」
「それで これから金利がどうなるかの予想でっけど、平成14年~18年まで下ってきた金利の下り方を逆にして、これから上る目安にしたのが上の表ですわ」
「矢印で今までの金利レベルを横太線で入れてまんねん」
「フンフン なるほど」
「上の表の平成14~18年の横の欄の太線が、2.5% でっけど、今の変動金利が 2.375 やさかいに +0.25 住宅ローンが上ると、次の段階で 2.625% になるということですわ」
「なるほど わかりました」
「それでは次回は、住宅ローン金利の選び方の結論の話をしまっさ」
「ハイ、また来週わかりやすく頼みます」
「ハイ、まかしといて」
それでは、また 来週の金曜日まで 「さいなら~」「おおきに~」
※この記事は一昨年に作成したものです。
金曜発行 家づくり!固定金利と変動金利 どちらが得か-6 返済の仕方で決まる結論
またまた一週間です。所長の斎藤です。いよいよ固定金利と変動金利どちらが得かの結論の話を、金利の変動の予想を含めてお話します。
「上の表の横太線の数値 2.75 は平成8年から11年、3.0 は平成8年、3.25 は平成7年後半、4.0 は平成7年前半あたりの住宅ローン金利ですわ。日銀のホームページから拾いましてん」
「それを平成18年から経過を逆にして、予想で作ったのが上の住宅ローン金利予想対比グラフですわ」
「そんなん予想通りになるん?」
「そら日銀の福井さんしかわかりまへんけど、今まで下がってきたペースで上って行くと考えた訳ですわ」
「なるほど」
「この予想で仮定しますと、平成22年ぐらいまでは 変動金利が 2.75% でさかい、変動金利か3年の特約期間の固定金利選択型タイプの住宅ローンの方が、スーパーフラット35の 2.9% より利息が安い言うことになりまっさ」
「あぁ、そうなるん」
「あくまで予想でっけど、始めに言いましたけど、3年とか5年の短期で繰上げ返済を考えてはるんやったら、このような金利の予想からも変動金利や固定金利選択型が得や言う計算になりまんねん」
「なるほどなぁ~」
「まあ あとは、大事な自分のお金でっさかい、自己責任で決めてもらわんとしゃあないですわな」
「そらそうやね」
「ほな、固定金利か変動金利の話は この辺で終わりまっさ」
「参考になったわ、おおきに」
「ハイ、こちらこそ」
それでは、また 来週の金曜日まで 「さいなら~」「おおきに~」
※この記事は一昨年に作成したものです。


