一級建築士事務所良質住宅研究所 工夫のある家づくりと、資金面も含めた課題を解決できる家づくりのお手伝いをさせていただいています。
トップページ » 特集ページ「家づくり編」 » 外断熱と内断熱について

 

外張り断熱て、どうなってるの?

最近 テレビで 「うちは、外張り断熱?」 というCMが流れていますので
その 外張り断熱 を図で説明します。

画像をクリックすると大きくなります。

上の図が、CMにでてくるプレハブメーカーの 外張り断熱 のイメージ図
です。鉄骨系プレハブは、壁がパネルですので、壁パネルの中に工場で
断熱材を入れる内断熱が従来の方法でしたが、それではどうしても
鉄骨フレーム部分から熱が逃げてしまいました。
そこで、その外側に断熱ボードを入れることで、少しでも断熱性能を
アップしようとした工法を、某プレハブメーカーでは、外張り断熱として
アピールしています。最近の住宅の高断熱化の流れに、プレハブ住宅も
対応しようとしたものです。
ただ、メーカーのイラストを見る限り、やっぱりパネル接合部で
グラスウールボードが切れている気はしますが。

内断熱とは、どんな断熱ですか。

外断熱外張り断熱 に対して、内断熱 という言葉がよく使われます。
それでは 内断熱とは、どんな断熱なのか図で説明します。

画像をクリックすると大きくなります。

上の図を 内断熱 と思っておられませんか。
これは ほんとうは 充填断熱 が正しいです。木造 や 2×4 のように
壁体の間に充填する断熱で、最もポピュラーな断熱工法です。
ただ充填断熱の場合、図のように断熱材が壁厚いっぱいの厚味があれば良いのですが、断熱材の厚味が50m/mとかで、壁体に隙間ができる
ときは、必ず内壁側に、断熱材をぴったりつけて、断熱材についてる
防湿紙の耳を重ね合わせて施工することが基本です。
そうすると内部結露しにくくなります。
それから本来 外断熱 内断熱 という言葉は、鉄筋コンクリート造の
壁の外側に断熱したり、内側に断熱したりするときに使われる言葉です。

木造の外断熱は、何が良いのですか。

木造の外断熱(外張り断熱)が、大変 優れた断熱工法だと、外断熱を
採用している住宅会社や、外断熱工法のメーカーがアピールしています。
それでは、具体的に何が良いのでしょうか。

画像をクリックすると大きくなります。

外断熱は、外壁側や屋根面外部側に、断熱材を切れ目なく外張りする
ので、充填断熱のように、鉄骨や木造の構造体や、コンセントボックスや
設備配管等で、断熱材が分断されることがない、断熱効果を最も効率的に発揮できる工法です。
さらに断熱材が、外壁材と通気層をはさんで外側に施工されるので
通気層と外断熱が外気を遮断するので、室内への外気の影響を
最も小さく押えられます。この断熱効率の良さが、外断熱の特徴です。

画像をクリックすると大きくなります。