一級建築士事務所良質住宅研究所 工夫のある家づくりと、資金面も含めた課題を解決できる家づくりのお手伝いをさせていただいています。
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システムキッチンの選び方ー1 調理スペースの大きさ(1)

システムキッチンを選ぶ場合の各部位ごとのポイントを説明します。第1回は、調理スペースの大きさです。システムキッチン ワークトップ(天板)でのシンクの位置や大きさや、どちらかに寄せる事によって調理スペースの巾も変わります。調理スペースで、どのような作業や配膳を考えておられるかによって、使いやすさも変わりますのでチェックしてください。
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上記の図面は ノーリツエアタジオから引用してますが、各システムキッチンメーカーによって
調理スペース巾にも違いがありますので、先ずは 各メーカーのカタログを取り寄せて
検討するのも 一つの方法です。

システムキッチンの選び方ー2 調理スペースの大きさ(2)

L型システムキッチンの場合、調理スペース面積としては広く取れます。
しかしコーナー隅部は使い難く、物を置くスペースになりがちです。
調理スペースの目安としては、角から 60cm ぐらいの有効があれば
調理台に立って作業がしやすいです。
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                L型システムキッチンの例

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         L型システムキッチンのバリエーション

キッチンのレイアウトを考える時、L型は特に食器戸棚や炊飯器やポット他の
台所器具の置場や配膳スペースとの、位置関係も一緒に考える必要があります。


システムキッチンの選び方ー3 調理スペースの大きさ(3)

L型システムキッチンの中には、L型の一部をスリム(w=450)にして配膳や調理補強スペースと
して使えるように考えられたものもあります。キッチンのレイアウトによっては有効に使えます。
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              配膳調理スペースをL型にしたタイプ

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 配膳調理スペースL型システムキッチンのレイアウト例

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配膳調理スペースL型システムキッチンのバリエーション

システムキッチンの選び方ー4 シンクの形と大きさ

シンクは 材質でステンレス製のものと、人造大理石製(樹脂製)のもの、シンク単体の製品では
鋳鉄製ホーローシンクがあります。またシンクの形状では、大型一槽シンク(ジャンボシンク)と
一槽シンクの機能形状による種類と二槽シンクがあります。しかし最近は 使い方の変化から
二槽シンクが少なくなってきました。

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       シンクの種類 (ノーリツシステムキッチンカタログより)

シンクの形状は、料理のレパートリーによって魚をさばく等の調理はジャンボシンクの方が使いやすいとか、また陶器の食器の場合、ホーローシンクは食器が割れやすいとかの特徴がありますので
ご自分の使い方によって十分チェックして選ぶことが大切です。
また ワークトップとシンクが別々の素材で構成されるものを選ぶ場合は、シンクの嵌め込み部分に
水垢がたまりやすいので、その部分の取付形状を自分の目で確認して、掃除がしやすいかとかの
確認をしてください。

システムキッチンの選び方ー5 ベースキャビネットの構成

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システムキッチンのベースキャビネットの最近の傾向は、上の写真のような引出し式が多くなりました。これの利点は 引出し式ですので、奥のものまで出入れがしやすいという点にあると思います。写真の上段は ノーリツのシステムキッチン、下段は ミカドのシステムキッチンです。引出し式のポイントは、収納するものによって必要になる高さです。醤油ビンや深鍋を入れる高さや、包丁やスプーン等 高さのないものを入れるスペース等がどう収納できるかです。下のミカドのシステムキッチンは、そのような高さのないものを収納できる専用のスペースをうまく考えた、ホライゾンパレットという引出しを売りにしています。このようにベースキャビネットの収納を色々組み合わせられるのも、システムキッチンの特徴です。


システムキッチンの選び方ー6 アッパーキャビネット

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システムキッチンの吊戸棚(アッパーキャビネット)には
高さ H=70cm(ミドルタイプ) と H=50cm(ショートタイプ) の2つのタイプがあります。
また最近は、吊戸棚の収納を出し入れしやすくできるようにと、昇降式 や 電動昇降式 のタイプもあります。さらに この部分に、食器や小鍋などが入れられる 水切棚タイプ のものや、乾燥機能付 のもの、さらに これらを電動で昇降できるようにしたものもあります。但し 昇降タイプのものは
内部収納量がどうしても小さくなります。使い方によって、吊戸棚部分に出し入れの頻度の高い
ものを収納される場合や、高齢化を踏まえて考えますと、昇降式のアッパーキャビネットは 有効だと思います。


システムキッチンの選び方ー7 加熱調理機器ー1

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            ノーリツ カタログ より

システムキッチンに組み込まれている、加熱調理機器のうち コンロ を紹介します。
上の写真は、標準的に組み込まれている ガスコンロ です。システムキッチンメーカーに
よって組み込まれる コンロ の製造メーカーも替ります。ここに掲載しているのは
ノーリツのシステムキッチンですので、ノーリツの場合 ハーマン社製 を標準としています。
各コンロ の写真の下に 機能の説明がありますので 参考にしてください。

システムキッチンの選び方ー8 レンジフード

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レンジフード の選択には
排気ファンの形式 レンジフードの設置場所とスタイル・材質 換気方式
の三つがあります。

排気ファンの形式には、一般的な換気扇にみられるプロペラファンタイプ。
これは、レンジフード設置場所の壁にファンが取付られる場合に選択できます。
最も排気効率の良い方法です。しかし レンジフードの設置場所が、対面キッチンのように
室内側にある場合は、シロッコファン とか ターボファン というダクトと接続できる換気ファン方式に
なります。
オープンスタイルのキッチン や 吊戸棚のないスタイルのキッチン の場合は、レンフードの
スタイルが、マントル型フード のような 排気ダクトと一体となったデザインのもの を選択する必要があります。又 レンジフードの材質は、鋼板に焼付塗装したものとステンレスのものがあります。
他のものとのコーディネイトで選択をします。
換気方式には、排気のみのタイプ と、高気密住宅では必要になる 同時給排気タイプ のもの、
さらに IHコンロ採用の場合には、上昇気流が少ないため、上昇気流を補助できる風をおこせる
IH対応のレンジフードの選択がベストです。

尚 一般のシステムキッチンの、ワークトップ長さごとのセット価格の場合のレンジフードは
標準タイプの ブーツ型換気扇 が組み込まれています。