一級建築士事務所良質住宅研究所 工夫のある家づくりと、資金面も含めた課題を解決できる家づくりのお手伝いをさせていただいています。
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クレーム解決日記 床鳴りが直った①

私のところでも残念ながら、時々クレームがあります。そんなクレームの話と、どう解決したかの話をします。第1回は、去年5月に完成した中古住宅を全面リフォームしたKさんのケースです。
リフォーム後、入居して しばらくして、寝室にされた2階の和室が寝返りを打つたびに、床鳴りがするというメールがありました。私はすぐに伺い、リフォームのため 2階の梁はそのまま使っているので、梁がそろっているのは直せないので、畳で調整しようと私と清水さん(K邸をしてもらった 無印ネットの工務店)で話をしました。ところが、こんなメールがKさんからきました。
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                 リフォーム前の2階和室下の梁の状態


                        


クレーム解決日記 床鳴りが直った②

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                 リフォーム前の2階和室の状態

このメールを出した後、すぐにお邪魔して私自身 足で踏んで確認をして、さらにタタミの上に寝転がってチエックしました。その結論として、やはり床が水平でないために起きる事と判断しました。しかし清水さんと打合せの結果、床梁を削るのは無理なので床下地板の上にレベラーという水平を調整できるモルタルで水平をとることにしました。その結果、また しばらくは様子を見てもらったのですが・・・


クレーム解決日記 床鳴りが直った③

さて その後またKさんからメールがきまして、やっぱり床鳴りがするという事でした。そこで またすぐにお邪魔しました。ところが、その日は ほとんど床鳴りがしませんでした。Kさんの話を聞くと、布団を敷いたままにしておくと夜に床鳴りがするとの話でしたので、私は 原因は、布団という断熱材とタタミの間に、結露が発生してそれが湿気となってタタミや床下地が含んで膨らむことが原因と判断しました。そこで、布団は できるだけ敷いたままにしないで、この部屋が北向きであるので窓を時々開けて、換気をできるだけ取るようにお願いして それで様子をみてもらう事にしました。
その後
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Kさんから またメールを頂きましたので、12月24日にまた確認にお邪魔しました。やはり床鳴りは 治っていませんでしたので 再度、清水さんと打合せをして年が明てから清水さんに行ってもらう事にしました。


クレーム解決日記 床鳴りが直った④

そして 2月11日に清水さん(無印ネット会員・工務店社長)がKさん宅に行ってくれました。
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        この部屋が床鳴りをしていた和室です。

それで2月15日 Kさんからメールが届きました。(上のメールです。)
清水さんが、畳の周囲の木部 全てにロウを塗ったことによって
床鳴りが半年がかりで解消できました。良かった!


クレーム解決日記 床鳴りが直った⑤

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       清水社長

木造リフォームと床鳴り
木造のリフォームの場合、既存の骨組をできるだけ使いますので、既存の木造の状態把握が一番むずかしいところです。全て剥がしてしまえば わかりやすいですが、計画段階や見積段階では、床下や天井組を見る程度になります。Kさん宅も中古住宅購入前(前所有者が入居されている段階)に一緒にチェックにいきましたが、梁の反りについては 私も気がつきませんでした。それとKさん宅のケースでは、既存の外壁に断熱材が全然入っていませんでした。さらに この部屋を和室にするという事もあって、内壁に断熱材を入れて内側に壁をふかすことをしませんでした。また サッシもそのまま使用しましたので、断熱が悪く 結露が起きやすい原因にもなっていると思います。予算的なこともありますが、私も反省する点が多くありました。勿論、Kさん宅は これからもアフターケアしていきます。

クレーム解決日記は また私のところで経験したクレームのお話をしていきたいと思っています。